平泉の文化遺産
世界遺産登録までの歩み
3/5 | 柳之御所遺跡 史跡指定 | ![]() 平泉登録の可能性を説いた 鈴木嘉吉氏(H10.10.18) |
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5/22 | いわい文化観光振興実行委員会「平泉の文化遺産の世界遺産登録」をアピール (平泉の世界遺産登録を表明した最初の動き) | |
12/24 | 世界遺産登録について県・町初協議 |
6/11 | 町教委 世界遺産登録について文化庁ヒアリング |
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8/25 | 日光視察(中尊寺 平泉町 岩手県 関係者) |
9/17 | 平泉町議会9月定例会において、「世界文化遺産登録に向け、推進本部を設けたい」旨、町長発言 (登録推進の方針が明らかに) |
10/18 | 平泉文化会議所、講演「世界遺産を語る」開催 講師 鈴木嘉吉氏(前奈良国立文化財研究所所長) 平泉登録の可能性について言及 |
7/24 | 平泉ユネスコ協会設立 |
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2/2 | 岩手県、「平泉の文化遺産」素案を作成 構成資産として、中尊寺(金色堂・覆堂・経蔵・願成就院宝塔・釈尊院五輪塔)・毛越寺・無量光院跡・柳之御所遺跡をあげる |
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4/ | 岩手県、平泉町周辺を「景観形成重点地域」に指定 |
6/ | 平泉町議会、国立博物館誘致・世界文化遺産登録調査特別委員会を設置 |
9/22 | 文化庁、文化財保護審議会に対し世界遺産暫定リスト追加候補物件の調査審議を依頼文化財保護審議会は、世界遺産条約特別委員会を設置し調査審議を開始 |
11/6 | 平泉町議会、日光視察 |
11/17 | 文化財保護審議会、「平泉の文化遺産」暫定リスト追加を了承 |
1/24 | 平泉町世界文化遺産登録推進協議会 結成総会 | ![]() 登録推進の母体となった協議会の 設立(H13.1.24) |
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2/18 | 第1回世界遺産講演会 演題「世界遺産の意義」 講師青山茂氏(帝塚山短大名誉教授)以降毎年継続 | |
4/6 | 「平泉の文化遺産」世界遺産暫定リストに登載 | |
6/22 | 紺紙着色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図、国宝指定 | |
12/24 | 平泉世界文化遺産登録指導委員会(第1回)開催 「登録には約18ヘクタールの史跡追加指定が必要」 |
1/16 | 世界遺産登録へ向けた史跡追加指定のための住民説明会 (会場12・13区公民館) ※1/23に2回目開催 | ![]() 史跡の追加指定に向けて 開催された住民説明会(H14.1.16) |
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4/1 | 平泉町、世界遺産推進室を設置 | |
6/20 | 世界文化遺産登録推進協議会 開催《メンバー》国交省、岩手県、平泉町 資産候補として、中尊寺、毛越寺、無量光院、柳之御所遺跡のほか、金鶏山の史跡指定を検討 | |
12/20 | 平泉町、世界遺産推進基金を創設基金運営委員会を設置 |
2/12 | 世界文化遺産登録指導委員会 開催 登録目標年を平成20年とすることで了承 | ![]() 201点の応募作品から選ばれたロゴマークを発表(H15.10.21) |
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5/30 | 白山神社能舞台、重要文化財指定 | |
10/9 | 世界文化遺産登録推進協議会(第2回)開催推薦資産が確定 委員に、一関市長、前沢町長及び衣川村長を追加。構成資産の追加を検討 達谷窟・骨寺村荘園遺跡・長者ヶ原廃寺跡、白鳥舘遺跡について、史跡指定に向け取り組むことを了承 | |
10/21 | 世界遺産推進協議会 平泉の文化遺産ロゴマークを決定 |
3/ | 「復元CG甦る平泉」が完成 以後、「平泉」の価値の共有化に大きく貢献 | ![]() 最新の研究成果で作成された、 復元CGを発表(H16.3) |
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4/ | 岩手県教育委員会生涯学習文化課に世界遺産担当組織を設置 | |
6/8 | 金色堂堂内諸像及天蓋、国宝指定 | |
6/24 | 岩手県教育委員会「平泉の文化遺産」世界遺産登録推薦書作成委員会を設置 (以下、推薦書作成委員会と表記) | |
9/30 | 無量光院跡特別史跡追加指定。柳之御所遺跡史跡追加指定 | |
11/19 | 推薦書作成委員会(第1回)開催 ※以後2006/6/22まで6回開催 |
2/22 | 金鶏山、史跡指定 | ![]() 誇りと継承の心を説いた千田孝信貫首(H17.9.18) |
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3/2 | 達谷窟、骨寺村荘園遺跡、史跡指定 旧観自在王院庭園、名勝指定 | |
7/14 | 毛越寺境内附鎮守社跡、特別史跡追加指定・名称変更 柳之御所遺跡・平泉遺跡群、史跡追加指定・名称変更 ※白鳥舘遺跡、長者ヶ原廃寺跡の指定を含む |
1/1 | 平泉町景観条例施行 | ![]() 中尊寺を視察する国際専門家 (H18.6.9) |
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1/26 | 無量光院跡、特別史跡追加指定。骨寺村荘園遺跡、史跡追加指定 | |
2/20 | 奥州市景観条例施行 | |
4/1 | 一関市景観条例施行 関係市町すべてで景観条例を制定・施行 バッファゾーンに係る法手続き完了 | |
6/8 | 「平泉の文化遺産」国際専門家会議開催 6/11まで オランダ・中国・韓国の専門家を交え、「平泉」の価値について評価 | |
6/22 | 推薦書作成委員会(第6回)推薦書原案、了承 | |
7/21 | 一関本寺の農村景観、重要文化的景観選定 全資産について法的手続き完了 | |
9/14 | 世界遺産関係省庁連絡会議 政府推薦決定 | |
7/21 | 文化審議会文化財分科会「平泉」の推薦書提出を承認 資産名「平泉─浄土思想を基調とする文化的景観」 | |
12/14 | 推薦書完成 | |
12/26 | ユネスコ世界遺産センター、推薦書を受理 |
1/19 | 岩手県世界遺産保存活用推進協議会設置(2/7会議開催) | ![]() 世界遺産林植樹祭(H19.4.21) |
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4/21 | 世界遺産林植樹祭 字大沢地内の町有地約600㎡に青森ヒバの苗木200本を植樹 | |
5/21 | 保存管理状況現地指導会開催 ※イコモス現地調査事前準備 | |
8/26 | イコモス現地調査 8/30まで 調査員:ジャガス・ウィーラシンハ氏 (スリランカイコモス国内委員会委員) | |
11/4 | 『平泉』世界遺産フォーラム開催 ─世界遺産登録前夜、先進地から学ぶ─ | |
11/6 | イコモス調査員の求めに応じ、「補足情報資料」をイコモスへ提出 | |
12/18 | イコモス、「平泉」に関して4項目の質問状を送付。 追加情報を求める。 |
1/26 | 岩手県、「平泉の文化遺産」イメージコンテンツ発表 (シンボルマーク・ロゴ・イメージコピー・音楽) | ![]() イメージコンテンツを発表 (H20.1.26) |
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2/28 | 文化庁、イコモスに対し「追加情報資料」を提出 | |
3/2・3 | 近藤誠一ユネスコ日本政府代表部特命全権大使「平泉」視察 | |
5/23 | 文化庁、イコモスからの「延期」勧告を発表 | |
6/10 | パリ対策会議 6/13まで文化庁・外務省・岩手県及び関係市町担当者がパリに赴き具体的な対応策を協議。その後、近藤大使が委員国に対する説明を実施 | |
6/14 | 岩手・宮城内陸地震 震度5強 | |
7/2 | 第32回世界遺産委員会、ケベック・シティー(カナダ)で開催 7/10まで | |
7/7 | 「平泉」審議終了、延期決議(現地6日、20時36分) 日本政府代表団、記者会見。今後の推薦作業については「平泉」を第一とし、2011年の世界遺産委員会での再審議を目指して取り組むことを表明。 再チャレンジスタート | |
9/5 | 世界遺産町民説明会 開催 | |
9/22 | 「平泉の文化遺産」世界遺産登録推薦書作成委員会開催 以後、2011/7/20まで10回開催(以下「推薦書作成委員会」と表記) 前回推薦書作成・提出から世界遺産委員会決議に至る経緯。スケジュール等協議 | |
11/14 | 特別展「平泉 みちのくの浄土」開催 2009/4/19まで 会場 仙台市博物館、福岡市博物館、世田谷美術館 延べ約20万人が来場 |
2/21 | 国際専門家との打合せ(第1回)2/23まで ハーブ・ストーベル(カナダ・カールトン大学准教授) 呂舟(中国・清華大学教授)を招聘 「浄土世界」を「平泉」の統一的な概念として設定する旨指導を受ける | ![]() 再推薦に向けて国際専門家を招致 (H21.3.21) |
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4/ | 平泉町の景観条例を景観法に準拠したものに改訂 | |
4/4 | 国際専門家との打合せ(第2回) 構成資産について、中尊寺、毛越寺、無量光院跡、金鶏山は2010年の推薦に含まれることは確実。 柳之御所遺跡は、都市造営の核として、2010年の推薦に含めることは可能。 その他は、将来的に調査研究の成果が整理できた段階で、「拡張」により構成資産に含めることが適当。 | |
4/14 | 平泉文化遺産センター開館 旧平泉郷土館を改装 | |
4/23 | 文化庁・岩手県・一関市・奥州市・平泉町の公式協議 再推薦の構成資産について合意 中尊寺・毛越寺(観自在王院跡を含む)・無量光院跡・金鶏山・柳之御所遺跡の5資産で平成23年(2011)登録をめざす。 | |
5/15 | 「平泉」世界遺産シンポジウム開催 | |
5/19 | 「東アジアにおける理想郷と庭園に関する国際研究会」開催 5/21まで (会場 国立奈良文化財研究所) 中国・韓国の専門家を交えて、平泉の庭園群について評価。 | |
6/16 | 推薦書作成委員会(第6回) 毛越寺から観自在王院跡を分離して6資産とする。 | |
9/28 | 暫定版推薦書をユネスコ本部世界遺産センターに提出 | |
11/21 | 「世界遺産登録推薦書暫定版」提出町民報告会開催 | |
11/26 | 推薦書作成委員会(第8回)、正式版推薦書原案を了承資産名「平泉─仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群─」 | |
12/11 | 文化審議会文化財分科会推薦書提出を了承 |
1/18 | 世界遺産条約関係省庁連絡会議 「平泉」の再推薦を決定 ユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出受理 | ![]() 歴史をいかしたまちづくりを説く 西村幸夫氏(H22.3.13) |
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2/22 | 金鶏山・柳之御所遺跡、史跡追加指定。無量光院跡、特別史跡追加指定 | |
4/1 | 平泉町、屋外広告物条例施行 | |
4/24 | 柳之御所史跡公園開園 柳之御所資料館リニューアルオープン | |
6/29 | 平泉町所有「岩手県平泉遺跡群出土品」、並びに 岩手県所有「岩手県平泉遺跡群(柳之御所遺跡)出土品」、重要文化財指定 | |
7/25 | 第34回世界遺産委員会 平泉町より世界遺産推進室長が参加 8/3まで | |
9/7 | イコモス現地調査 9/9まで 調査員 王力軍氏(中国イコモス国内委員) |
3/3 | 世界遺産講演会開催 講師 前ユネスコ事務局長 松浦晃一郎氏 | ![]() 第35回世界遺産委員会 平泉の登録が決議された(H23.6.25) |
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3/11 | 東日本大震災 大津波 平泉町で震度5強 | |
4/7 | 余震 平泉町で震度6弱 | |
5/7 | イコモス勧告「記載」を勧告。 「柳之御所遺跡」の除外及び資産名称の変更を要請 | |
6/26 | 第35回世界遺産委員会(会場パリ)、「平泉」登録決議。(現地25日、17時50分) | |
6/29 | 登録認定、世界遺産一覧表に正式記載 | |
7/2 | 世界遺産登録を祝う町民報告会開催(平泉駅前・無量光院跡) | |
11/8 | 平泉町、平泉世界遺産登録記念式典挙行 |
2/13 | 外務省、世界遺産認定書授与式開催 |
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9/25 | 「平泉」拡張資産として「柳之御所遺跡」・「達谷窟」・「骨寺村荘園遺跡」(一関市) 「長者ヶ原廃寺跡」・「白鳥舘遺跡」(奥州市)が暫定リストに記載。 |