平成20年から取り組んでいます。町の有識者の協力を得て作成した、本校オリジナルのテキストを使用しています。
1年生で学習し、検定試験(50問中45問以上正解で1級合格)に挑戦しています。
おもに、平泉の歴史と文化、町の取組、世界遺産の意義について、基礎的な知識を身につけることを目的としています。
平泉町教育委員会の支援をいただいて学習しています。
写経体験、毛越寺での座禅体験、遺跡の発掘体験の3つを1年生で実施しています。
地域で活躍されている方々を講師として、貴重な文化体験をし、平泉の文化や史跡の歴史的な意義についてじかに学ぶことで、自分たちの町を見つめなおす機会となっています。
平泉町には、北上川の増水に備えた「一関遊水地」があります。2年生では、そのしくみや意義について学び、地域の防災について考えるきっかけとしています。
歴史や文化だけでなく、現在の平泉の町づくりや環境整備に目を向けて、今の平泉を見つめ、平泉の良さや地域の防災上の役割を再確認できるようにしています。このあとに行われる「大文字火床づくり」で地域に貢献することの大切さへとつなげています
3年生の4月に東京方面への修学旅行を行っています。
世界遺産「平泉」の素晴らしさを伝えるために、都内で町の紹介や自分たちの取組の発表を行っています。
2年生の3学期から、アピールする内容を検討し、練習を重ねて、大勢の人の前で発表しています。
ここでの経験が、秋に実施する「平泉ガイド体験」へ向けての意識の高揚に活かされています。
町内には地域のイベントがたくさんあります。そのうちの一つである「夢あかり」に使用する「灯ろう」の制作に3年生が取り組んでいます。
毎年8月16日に行われる「大文字送り火」と合わせて、観自在王院跡をはじめとして町内で灯されます。町内が温かなろうそくの光にほんのりと染まる光景は、心を和ませてくれます。
地域の活動に参加し、地域の方々とのふれあいを深めて、町の良さをあらためて実感する機会となっています。
秋に、平泉の世界文化遺産史跡の毛越寺、観自在王院跡などについて現地で3年生が観光客へガイドをする体験学習です。1年生から学習してきた我がまち「平泉」を自分たちの言葉で誇りを持って紹介しています。
生徒はグループごとに説明する場所を分担し、その施設等をガイドします。
はじめは、保護者の協力をいただいて、保護者を相手にガイドをします。慣れてくると、観光客の方々に自分たちで声をかけてガイドをするほど、ほどんどの生徒が自信をもって「平泉」を語るようになります。
〒029-4102
岩手県西磐井郡平泉町
平泉字倉町23
TEL.0191-46-2205