平泉町民憲章
わたくしたちは、奥州藤原文化発祥の地、平泉の町民であることに誇りをもち、互いの信頼と融和を基に、平泉町が美しく豊かに発展していくことを願ってこの憲章を定めます。
昭和六十年四月一日改訂
一、わたくしたちは心と体をきたえ 健康づくりにはげみます
一、わたくしたちは自然と文化を愛し 住みよい環境をつくります
一、わたくしたちは仕事にはげみ 生産の向上をはかります
一、わたくしたちは先人の偉業をたたえ 文化財の愛護につとめます
一、わたくしたちは互いに助けあい 福祉の心をそだてます
町の概要
現況
成立
昭和30年(1955)4月15日、平泉町と長島村が合併して成立しました。
面積
63.39平方km
世帯数
2,591世帯(令和5年4月1日現在)
人口
6,939人(令和5年4月1日現在)
町役場
〒029-4192岩手県西磐井郡平泉町志羅山45番地2
町名の由来
古代以来の地名による。語源には、泉の噴出説やアイヌ語説があります。
立地
岩手県の南部に位置し、東は一関市東山町に、北は奥州市前沢区、衣川区、南は一関市に接します。県都盛岡市から南におよそ83km。北上盆地を挟んで、東が束稲山(たばしねやま)を主峰とする500m級の連山、西が奥羽山脈から張り出す標高200m内外の平泉丘陵の間にわたります。盆地中央を北上川が南流し、平泉丘陵を挟んで西から戸河内川(へかないがわ)・太田川が流入しています。気候は内陸型で、平均気温は11.5℃とやや低いが、4~10月は気温も上昇し温暖です。土地利用は山林原野でが最も多く48.2%、ついで耕地25.9%(田19.8%、畑6.1%)となっています。北上川など河川沿いの沖積地と山地暖斜面を利用して、古くから「米作プラス商業的畑作」という複合経営が営まれています。商業部門は昭和30年頃まで繭、大麻、菜種などが多かったが、その後リンゴ、野菜、畜産に変わっています。北上川右岸平坦地を国道4号、JR東北本線が南北に通り、平泉駅前を中心に街村が発達します。国道4号の西沿いを東北自動車道が通っています。平泉丘陵の東端に平安末期の中尊寺・毛越寺・無量光院など藤原三代の遺跡・文化が多く残っています。
- 北緯38度59’
- 東経141度07’
- 海抜27.5m
- 東西16.15km
- 南北8.51km
平泉町章
平泉の『ヒ』と『ラ』を兼ね飛鳥形意匠に象り、町勢将来の雄飛、発展、福祉向上、融和、協力、団結を力強く表現したものです。
町の花鳥木
町の花 さくら
昔から平泉の花として、歌にうたわれており、古都平泉を印象づけるにふさわしい花である。往時の平泉を再現することにより、歴史の町にふさわしい美観を期待し、町の花に選定する。
町の鳥 うぐいす
鳴き声、姿ともに優雅であり、町民の耳元にも多く接し、自然愛護の心を育てるのにふさわしい鳥である。美しい自然が、いつまでも残ることを期待し自然の豊かなところに住むうぐいすを町の鳥に選定する。
町の木 すぎ
自然と調和し整然と天に向かってまっすぐに伸びている姿は、歴史の重みと気高さが感じられ、町の木としてふさわしいものである。限りなく躍進する本町の象徴として町の木に選定する。