高温多湿の状況下で、体温の調整機能や、体内の水分・塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れることで引き起こされる症状の総称です。
症状が進むと、意識がもうろうとして、場合によっては死に至る可能性があります。
・めまい、たちくらみ
・筋肉のけいれん、こむら返り
・大量の発汗
・頭痛、吐き気
・倦怠感
・意識がない、けいれんがある、身体が熱い など
特に、体温調節機能が低下している高齢者や、体温調節機能がまだ十分に発達していない子供などは、 注意が必要です。
・通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を選ぶ
・外出時は日影を選んで歩く、日傘や帽子を活用する
・室内の風通しを良くする
・扇風機やエアコンを利用する
・ブラインドやすだれを使用して、室内に入る直射日光を防ぐ
・保冷剤、氷、冷たいタオルを使用して身体を冷やす
・喉の渇きを感じる前に、こまめに水分補給をする
・飲み物を持ち歩く
・たくさん汗をかいたら、塩分も補給する
・天気予報を確認し、暑い日や暑い時間を知る
・暑くなり始め、急に暑くなる日、熱帯夜の翌日は暑さに特に熱中症に注意が必要
・暑い日には、無理に行動しない
・気温が高くなる時期の前の「やや暑い」時期に、「ややきつい」と感じる運動(30分間の早足ウォーキング等)を心掛けると、暑熱純化(暑さに慣れる)が進み、暑さに対応しやすくなります
・バランスのよい食事をとり、しっかり栄養補給をする
・十分な睡眠をとる
・熱中症予防情報サイトwww.wbgt.env.go.jp/
・熱中症予防のための情報・資料サイト(厚生労働省)
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/
・熱中症に関連する気象情報(気象庁)www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html