祇園1遺跡4次調査の現地説明会を開催しました

平成30年12月9日に祇園1遺跡4次調査の現地説明会を開催しました。
この発掘調査はスマートインターチェンジ建設に伴う調査で、7月から実施してきました。
当日は雪がチラつく寒い中でしたが、地域住民の方など約60名の方に遺跡を見学していただきました。

調査の概要

今回の発掘調査では12世紀の溝跡や井戸跡、掘立柱建物跡などの遺構や、かわらけ、国産陶器、中国産磁器、刀子(とうす)、鋤先(すきさき)などの遺物が見つかりました。
太田川よりも南側の地域で当時の高級品であった中国産磁器がまとまって出土したのは今回が初めての事例で、この地域に有力者が居住していたことがわかりました。

当日の資料は下記からご覧ください。

祇園1遺跡4次調査現地説明会資料.pdf [18149KB pdfファイル] 

現地説明会風景