カモシカをみかけたら
二ホンカモシカは『国の特別天然記念物』です
ニホンカモシカ(以下、カモシカ)は本州・四国・九州に生息する日本固有の野生動物です。
ウシ科に属する草食動物で灰色の長い体毛に被われ、成獣は頭に2本の短いツノがあります。
生息数の減少から絶滅が危ぶまれた昭和30年(1955年)に文化財保護法で国の特別天然記念物に指定されました。
捕獲や飼育は法律で禁止・制限されています。
カモシカ発見。こんなときどうしたらいいの?
元気に動き、歩いているとき
カモシカに近づいたり、驚かせたりしないでしずかに見守ってください。
ほとんどの場合、時間がたてば山のすみかに帰ります。
ぐったりしていて、ケガや病気と思われるとき
平泉町役場へ連絡してください。
担当職員が様子を観察し、必要に応じて山に帰すなどの対応を行います。
まったく動かず、死んでいるかもしれないとき
平泉町役場または平泉文化遺産センターへ連絡してください。
現地確認や記録保存を行った後、担当職員が現場から搬出します。
こどものカモシカのとき
やさしく見守ってください。
近くに親のカモシカがいるかもしれませんので、保護するなどの行為はしないでください。
人の手で保護されたカモシカは野性に戻れなくなるおそれがあります。
ご理解とご協力をお願いします。
登録日: 2018年11月21日 /
更新日: 2018年11月22日