医療機関への適切な受診について
医療機関への適切な受診について
地域医療を支えていくためには、私たちも「医療の担い手」であるという意識を持って、自分の健康管理をはじめ、適切な受診行動を心がけることが大切です。地域医療を守るために、私たちができることから始めましょう。
1.普段から健康管理を心がけましょう
自分の健康に無関心では、病気を防ぐことはできません。「自分の健康は自分で守る」という意識を持ち、食事や運動など健康管理を心がけましょう。
健康診断を受けましょう
私たちの身体は、日々変化しています。毎年1回、健康診断を必ず受けましょう。そして、健診結果をその後の生活習慣の改善にいかしましょう。
かかりつけ医を持ちましょう
病気やケガなどで医療機関を受診する場合は、すぐに病院を受診するのではなく、身近な地域の診療所(クリニック)を受診し、かかりつけ医を持ちましょう。かかりつけ医を持つことで、普段からの健康状態を相談できたり、高度な治療が必要な場合は適切に病院へ紹介していただくこともできます。
診療時間内に受診しましょう
病気やケガなどで医療機関にかかる場合は、なるべく平日、日中の診療時間内に受診しましょう。診療時間内に受診することは、医師の負担を軽くする他、専門医の診断や検査を受けることができる利点があります。
時間外に救急病院を安易に利用することにより、入院や救命を必要とする重症患者の治療に支障がでるおそれがあります。本当に必要な人が、必要な時に受診できるよう、コンビニ感覚での夜間受診は控えましょう。
休日や夜間の受診は当番医を利用しましょう
休日や夜間に具合が悪くなったときは、休日当番医や夜間救急当番医を利用することができます。
www.town.hiraizumi.iwate.jp/index.cfm/22,878,105,192,html
なお、お子さんの急な発熱やケガなど受診に迷うときには、こども救急ガイドブックを参考にしましょう。(母子健康手帳にも同じ情報が載っています。)
www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/iryou/seido/kyukyu/1028106.html
それでも迷う場合は、「子ども救急相談電」に相談してみましょう。(相談受付時間:19時~翌日8時)
☎019-605-9000 または 局番なしの#8000
※PHS・ダイヤル回線・IP電話からは、☎019-605-9000を利用してください。
www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/iryou/seido/kyukyu/1002955.html
「お薬手帳」を持ちましょう
処方された薬の内容や薬の効能、副作用について記録する「お薬手帳」を作りましょう。
【お薬手帳の役割は?】
1.他の病院・診療所・歯科医院にかかった時に、手帳を医師、歯科医師に見せることで薬の重複などを避けることができます。
2.外出時に急な事故にあった時など、手帳を携帯することでいつも服用している薬の内容がわかり、医療機関による救命処置が円滑に行いやすくなります。
3.手帳の記録をもとに、医師、歯科医師、薬剤師の連絡が円滑に進みます。
【お薬手帳はどのようにして使うの?】
1.受診の際に医療機関や調剤薬局へ提示しましょう。
2.薬局や薬店でお薬を買った時にもその名前を記録しておきましょう。
3.通院時や外出時に必ず持ち歩きましょう。
4.災害時に自分の飲んでいる薬がわからない人が多く見られますので携行しましょう。
