平泉町環境基本計画(中間見直し)
古きより学び、新しきへ繋ぐ - 後世へと紡ぐ自然豊かな世界遺産のまち –
平泉町環境基本計画は、2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10年間を計画期間とする計画です。この計画は、平泉町の環境の保全及び創造に関する環境施策の総合的かつ計画的な推進を図るための指針として、また、町の最上位計画である「平泉町総合計画」との整合を図りながら、持続的発展が可能なまちづくりを行っていくための各種環境施策への取り組みを、全庁的・全町的に協働実施していくことを目的としています。
計画では、平泉町総合計画で掲げる平泉町の将来像「輝きつむぐ理想郷 - いにしえの歴史と希望ある未来、そして人を育むまち – 」に即し、平泉町の環境像として「古きより学び、新しきへ繋ぐ - 後世へと紡ぐ自然豊かな世界遺産のまち – 」を掲げています。また、「自然環境・景観の保全」「資源の有効的な循環の推進」「地球温暖化対策の推進」「後世へ繋ぐ環境づくり」の4つの環境取組方針を計画の推進軸とし、各方針に即した取組方針・施策を掲げ、環境像の実現に向け、町民・事業者・行政などの主体が全町的に取り組みを推進していきます。
第2次平泉町環境基本計画策定から5年の間に、本町を取り巻く環境や持続可能な社会の実現に向けた動きなどが加速しており、国及び県の環境政策の変更、経済・社会の状況の変化に対応するため、この度、計画の中間年度にあたる令和8年3月に、現行計画の見直しを実施しました。
環境基本計画(中間見直し)の策定概要
(1)計画の位置付け
基本計画は、「平泉町総合計画」の下位計画として位置付けられますが、平泉町の環境の維持向上を推進する上で、最も基本となる計画です。環境の保全等に関し、総合的かつ計画的に推進するための方針や具体的施策を示した計画として策定しています。
(2)計画の期間
基本計画は、令和3年度から令和12年度の10 年間とし、今回の中間見直しは後期の令和8年度から令和12年度の5年間の計画とします。
(3)中間見直し策定にあたっての基本的な考え方
今回の中間見直しは、現基本計画の策定から5年を経過した段階で行うことになります。急激な少子高齢化や社会経済情勢の変化など平泉町を取り巻く状況は、環境問題にも関わってくるものもありますが、この5年間に取り組んだ「自然景観の維持・保全」、「資源の有効的な循環の推進」、「地球温暖化対策の推進」、「後世へ繋ぐ環境づくり」の4分野の短期目標や施策方針、施策の方向性は、現基本計画の体系や内容から大きく乖離しているとまではいえないため、現基本計画の構成における大規模な更新は行わず、時勢に対応した時点修正を基本としながら、所要の見直しを行いました。
(4)中間見直しの概要
① 取組み変更状況
令和3年度策定 当初基本計画
(成果指標) 23指標
(施策項目) 86項目
令和7年度策定 基本計画中間見直し
(成果指標) 見直し 10指標
(施策項目) 見直し 9項目
新規追加 1項目
② 成果指標における達成・進捗状況の内部評価について
達成度をA~Eの5段階評価に分類し、達成率・その他要因等から内部評価を実施しました。
【自然景観の維持・保全】A:9 B:2 C:2 D:1 E:0 (計14指標)
【資源の有効的な循環の推進】A:1 B:0 C:3 D:0 E:0 (計 4指標)
【地球温暖化対策の推進】A:0 B:0 C:2 D:0 E:0 (計 2指標)
【後世へ繋ぐ環境づくり】A:1 B:0 C:0 D:2 E:0 (計 3指標)
③ 施策項目の主な見直し内容
【自然景観の維持・保全】
・空き家等の有効活用を促進による景観の保全について、町総合計画との整合を図るため、「リノベーションの促進」にかかる記述を「ポータルサイトの活用」に変更しました。
・公共下水道事業の「計画的な推進」についての記述を、「適正維持管理」に変更しました(公共下水道事業概成による変更)。
・外来動・植生物への取り組みについて、特定外来生物による生態系等への被害防止に係る内容を追記しました。
【資源の有効的な循環の推進】
・「保育所、幼稚園」に係る記述を「認定こども園」に修正しました。
・廃棄物を新たな製品の原料として再利用する「マテリアルリサイクル推進ごみ処理施設」の建設(一関地区広域行政組合、令和12年稼働予定)による、より効率的な廃棄物処理の推進について、明記しました。
【地球温暖化対策の推進】
・温室効果ガスの排出抑制に係る施策項目について、「2050年カーボンニュートラルの実現」及び「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定」について、明記しました。
・新たな施策項目として、熱中症予防対策による暑さ指数(WBGT)に基づいた注意喚起強化、クーリングシェルターの設置及び有効利用について追加しました。
【後世へ繋ぐ環境づくり】
・「保育所、幼稚園」に係る記述を「認定こども園」に修正しました。
・「農地・水環境保全対策」に係る記述を「多面的機能支払交付金事業」に修正しました。
(5)内外部の評価結果の反映
基本計画に基づく成果指標等の実施状況については、庁内の関係部署が点検・評価を行い、その内容の妥当性を確認するため、平泉町環境基本条例第29条に基づき設置している「平泉町環境審議会」において外部評価を実施しています。
町環境審議会は、大学教授や環境分野の専門家をはじめ、地域団体や事業者の代表、地球温暖化対策に取り組む町民団体の代表など、さまざまな立場の委員で構成されています。町の環境施策や環境基本計画に関する事項について専門的かつ幅広い視点から調査・審議を行っています。
令和8年3月31日(火)に平泉町役場で開催した「令和7年度平泉町環境審議会」では、令和3年度から令和7年度までの施策の実施状況及び環境基本計画の中間見直し案について審議が行われ、会長から町長へ答申が提出されました。
答申では、計画の目標や施策の方向性、行政・町民・事業者それぞれの役割などについて幅広く意見が示されており、町ではその内容を踏まえ、環境基本計画の中間見直しを行いました。


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平泉町 町民福祉課
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岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山45-2