「青白磁椀」
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最高級の「青白磁椀」出土
ー中国、景徳鎮窯産ー 平泉町 柳之御所跡からー
平成12年5月26日、柳之御所跡の民家敷地内の井戸跡(12世紀後半)から、中国の代表的な窯「景徳鎮」産の青白磁椀(せいはくじわん)が緊急発掘調査によって見つかりました。
当時の最高級品で水がなくなったとき井戸を廃棄する際の儀式「井戸鎮め」使われたと見られ、全国的には極めて希少な出土例となります。
井戸跡の底からは椀のとなりに「かわらけ」の完成品が4点上向きに置かれていました。なお、周辺からは同じ造りのかわらけの破片(接合により完形品となる)が散らばっており、5点のかわらけがあったことになります。また、井戸の中層からは墨書板も出土されています。
中国産陶磁器に詳しい矢部義明東京国立博物館考古部長は「景徳鎮産と確実視できる例は国内ではまれ。まして井戸鎮めとしての出土となると極めて少ないのではないか。」と指摘している。